泣かない自信がありません。

泣かない自信がありません。


仕事が半休の娘。
キッチンにこもって何やら料理を作っている様子。

「何を作っているの」などと声を掛けていい場合と
そうでない場合の見極めが難しい。

今日は機嫌も良いようで、私への対応も比較的ソフト。
きっと思った通りの料理ができているようです。

「さばのレモン焼き?」いや
「さばのムニエル&レモンバターソース?」

こんな記憶力なので叱られるのもしょうがありません。

レモンは絞って掛けるものと思っているので
いっしょに食べて、という娘のリクエストに正直
抵抗を感じたのですが、そこは娘の視線が・・・。

ソテーされたレモンといっしょに、さばを食べると
口いっぱいに爽やかな酸味と苦みが広がり、
初めて体験した味に少しビックリしたのですが
これはこれでありかも。

こんな料理を味わうことができるのも
私へのご褒美と思っています。

娘の結婚式では、絶対泣かない自信があったのですが
今はその自信がありません。







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